交通事故

交通事故による弁護士が必要なケースと費用相場・注意点

交通事故を起こしてしまったとき、もしくは逆に交通事故にあったとき、弁護士に示談交渉を依頼するケースがあります。

通常、自動車保険に加入していれば保険会社が代行してくれることが一般的ではあるものの、

  • 自分もしくは相手が自動車保険に加入していない
  • 保険会社が代行して示談交渉できない

というケースがあるため、気になるのは弁護士費用の相場でしょう。

先に結論を述べておくと、下記の通り。

相談 0~5,000円/30分
着手 0~20万円
示談 15~30万円
裁判 利益額の2~5%

そこで今回は元自動車保険営業マンである筆者が、交通事故の際に必要となる弁護士費用の相場について詳しく解説していきます。

当ページをご覧になればあなたが気になっている弁護士費用の相場や、交通事故の際に弁護士費用を補償してくれる特約について、すべてを理解することができます。

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1.交通事故をすると弁護士が必要なケースがある

弁護士相談弁護士相談

交通事故を起こす、もしくは交通事故にあった場合に弁護士が必要なケースは主に下記2つのケースです。

  • 加害者となって「自分の保険では補償されない」という場合
  • 保険会社の介入できない事故で被害者となった場合

「できれば弁護士を使わずに穏便に済ませたい」というのが本音かと思いますが、それぞれ覚えておくことで役立つ知識ですので、以下に分けて説明していきましょう。

加害者となって「自分の保険では補償されない」という場合

事故を起こした「加害者」となったとき、自分が加入している自動車保険からは相手に対して補償ができないケースがあります。

というのも自動車保険では補償の限度額が決まっているため、特別な特約などを付帯させていない場合には「限度額いっぱいまで」しか補償してくれないのです。

補償限度額を超えて損害賠償請求を受けた場合には、超えた部分に対しては自腹ということになる

とはいえ数千万円~数億円単位で損害賠償請求はされますから、支払うことは困難ですよね。

その場合の仲裁的な役割として、弁護士に示談交渉を代行してもらうのです。

ちなみにこのケースでは、後述する「弁護士費用特約」を付帯させていても、単なる限度額オーバーという判断のもと使えず、自腹で弁護士に依頼するしかありません。

保険会社の介入できない事故で被害者となった場合

自分が交通事故にあい、被害者となった場合にも弁護士に依頼しなければならないケースがあります。

それは「100:0事故の被害者の場合で、相手がごねている場合」です。

というのも追突や信号無視による事故の場合、あなたの過失は0となり、いわゆる100:0の事故といわれます。

そして保険会社はこれまでの判例(裁判における似たような状況の判決結果)を参考に過失割合を決定しているため、保険会社としては「そもそも争うようなことではない」として、そもそも「示談」という概念が発生しないのです。

そのため仮に相手が100%の過失があると判断されるケースであるにもかかわらず、相手が「自分は悪くない」などと言ってごねてしまうと、保険会社同士は「示談交渉ができない」と判断しているため、手出しができなくなるのです。

そこで初めて、弁護士に依頼して示談交渉および裁判などの手続き依頼をしていくことになります。

ちなみにこのケースでは、後述する「弁護士費用特約」を使用することができ、基本的にあなたが自腹を切ることはないため安心してください。


以上の2パターンが主に弁護士を使用するケースでしたが、基本的に「加害者」となる場合は自腹であり、「被害者」となる場合は特約によって補償が受けられるということになるのです。

とはいえまず気になるのは「弁護士費用の相場」でしょう。

次章にて詳しく紹介していきますから、ご覧になってください。

2.交通事故による弁護士費用の相場は30~100万円程度

弁護士費用の相場について説明する前に、先に弁護士費用の決定方法について述べておきましょう。

弁護士費用は実は弁護士が「自由に設定できる」という特徴を持っています。

ドラマなどで見る悪徳弁護士が、法外な高額報酬の見返りに絶対勝利に持ち込むのを見たことがあるかもしれませんが、それはあながち間違いではないのです。

そのため弁護士によっては費用が高額になることも十分あり得ます。

もちろん「社会通念上妥当と判断される範囲」というルールはあるようですが、あくまで担当する弁護士が「妥当」と判断する金額になると覚えておきましょう。

とはいえ一般的に言われている示談交渉の相場というものはあります。

相場については下記にまとめておいたのでご覧ください。

相談 0~5,000円/30分
着手 0~20万円
示談 15~30万円
裁判 利益額の2~5%

それぞれの意味については、

  • 相談…解決のために弁護士に相談すること
  • 着手…解決に向けて弁護士が動き出すこと
  • 示談…裁判をせずに当事者(もしくは代行人)同士で話し合い、解決すること(通常はお金で解決する)
  • 裁判…日本の法律による解決を裁判所に依頼すること

となっています。そして相場をご覧いただくと分かるように、正直なところ「やはり少し高い…」という印象を受けますよね。

総額はケースバイケースで変化するため何とも言えないのが実情ですが、実際には次章にて説明する「弁護士費用特約」の範囲内(~100万円程度)で収まることが多いです。

そこで早速、これまで何度も触れてきた弁護士費用特約の内容について説明していきましょう。

3.自動車保険の「弁護士費用特約」なら自腹の必要なし

弁護士費用特約とは自動車保険に付帯できる特約の一つであり、簡単にいうと「保険会社が介入できない場合に、代わりに示談交渉を依頼する弁護士費用を補償してくれる」というもの

そして大手10社で比較した保険会社の弁護士費用特約に関しては、主に下記のようになっている。

No. 保険会社名 弁護士費用特約の内容
保険金限度額 書類作成・法律相談
費用限度額
備考
1 東京海上日動火災 300万円 10万円
2 損保ジャパン日本興亜 300万円 10万円
3 三井住友海上火災 300万円 10万円 自動車事故のみの補償タイプも用意
4 チューリッヒ保険 300万円 10万円
5 イーデザイン損保 300万円
6 ソニー損保 300万円 10万円 自動車事故のみの補償タイプも用意
7 アクサ損害保険 300万円 10万円
8 セゾン自動車火災 300万円 10万円
9 三井ダイレクト損保 300万円 10万円
10 そんぽ24 300万円 10万円

※参考URL:東京海上日動火災損保ジャパン日本興亜三井住友海上火災チューリッヒ保険イーデザイン損保ソニー損保アクサ損害保険セゾン自動車火災三井ダイレクト損保そんぽ24

一部金額や備考はあるものの、基本的には

  • 保険金(弁護士に依頼する補償金額)の限度額…300万円
  • 書類作成や相談費用の補償限度額…10万円

ということになっています。

つまり相談・着手・示談・裁判のすべてを、限度額まで補償してくれることになるのです。

またどの保険会社も基本的には自動車事故だけではなく、日常で起こった歩行中の事故などの場合でも補償を受けることができるため、日常生活も安心できるでしょう。

ただし弁護士費用特約を使う場合には「法律違反をしていない」「酒気帯び運転ではない」など、自動車保険の約款上認められない場合には補償されませんので注意が必要です。

また自動車保険の特約を使う場合に「等級が下がるのでは…?」と心配になってしまいますよね。

その点については心配いりません。

というのも弁護士費用特約を使ったとしても、「ノーカウント事故」として処理されるため、等級ダウンや保険料アップの心配をする必要はないのです。

とはいえ一つだけ注意点もありますから、下記の説明をご覧ください。

弁護士費用特約は「重複」に注意しろ

弁護士費用特約は、重複してしまうことがあります。

というのも弁護士費用特約は

  • 「家族」の誰かの自動車保険に付帯されていれば、あなた自身も補償される

という特徴を持っているからです。

ここでいう家族とは「同居の親族または別居している未婚の子」という範囲になり、加入している保険会社が異なる場合でも補償してくれるのです。

つまりあなた以外の家族が加入している場合には、あなた自身も補償されるため「無駄な保険料を支払い続ける」ということになってしまいます。

必ず家族間で弁護士費用特約の有無を確認する必要がある

ただし保険会社によっては「契約車両のみ補償」というタイプが用意されているケースもあるため、その場合には付帯させるべきといえるでしょう。

ちなみに弁護士費用特約を付帯させた場合には、年間で4,000円程度保険料がアップします。

弁護士特約を付帯していなければ自腹になる

しかし仮に弁護士費用特約を付帯させないまま交通事故で弁護士に依頼することになる場合には、すべて自腹による依頼をしなければなりません。

つまり先ほど紹介した相場分だけは、確実に支払わなければならないのです。

さらに通常、弁護士費用特約を付帯させている場合には保険会社が紹介をしてくれるのですが、付帯させていない場合には紹介してくれない可能性があります。

なぜなら保険会社としては「自社の弁護士費用特約を使わないお客様に勝手に弁護士を紹介して、何かトラブルになった場合には責任が持てない」と感じるからです。

そのため自分でネットなどを駆使して、探さなければなりません。

交通事故 弁護士相談」などをグーグルで調べて探してください。

また弁護士に依頼する際、特約を付帯させている場合には保険会社から事故証明書などの資料が弁護士と共有されるため、お金も資料ももっていかずに相談することが可能なケースがおおです。

一方、特約を付帯させていない場合には、自分自身で事故証明書やその他事故の証拠となるもの(ドラレコの映像など)をもって、自分の口で説明しなければならないため、非常に大きな手間がかかります。

そう聞くと、なおさら4,000円を支払って弁護士費用特約を付帯させた方が良いと思いますよね。

しかし4,000円は「やや高い」「使うか分からないのに…」と感じてしまうかもしれませんね。

そこで次章では、弁護士費用特約の有無にかかわらず、最もお得な自動車保険に加入する方法を紹介しますから、ご覧になって4,000円程度はお得になってくださいね!

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4.弁護士費用特約の確認をするついでに「一括見積もり」

実は自動車保険の年間保険料は、提供している保険会社によって大幅に異なります。

そのため最もお得な自動車保険を探すためには、単純に「複数の保険会社で保険見積もりを作成して、それぞれの年間保険料を比較する」というだけで良いのです。

とはいえ実際のところ、保険見積もりをいくつも作成して比較していくのは、面倒くさいですよね。

そこで筆者がオススメするのは「自動車保険一括見積もり」というサービスです。

サービスの詳細は下記にしていきますが、簡単な入力をするだけで確実に安い自動車保険が見つかりますので、ぜひ利用してくださいね!

自動車保険一括見積もりとはどのようなサービスなのか

自動車保険一括見積もりとはインターネット上のサービスのことで、サービスと提携している最大20社もの保険会社に一括して、ほとんど同じ条件の保険見積もりを依頼することができます。

そのためあなたは一度の申込みをするだけで、複数の保険会社の中から「最も年間保険料の安い自動車保険」を探し出すことができるのです。

また申込方法に関しても非常に簡単で、

  • あなたが乗っている車に関する情報(車種や年式、年間走行距離など)
  • あなたが必要としている補償内容に関する情報(車両保険の有無や損害賠償限度額など)
  • あなた自身に関する情報(見積もり提示のためのメールアドレスや氏名など)

を入力するだけであるため、早い人で2分、遅い人でも5分前後あれば十分に申込みを完了させることができます。

つまり自動車保険一括見積もりは「最短時間で最もお得な自動車保険を探し出すことができるサービス」ということができ、お得になりたいあなたにとっては最適なサービスなのです。

とはいえまだ不安がありますよね。

その理由は「個人情報の入力には不安がある」「一括〇〇というサービスは申し込み後にしつこく電話がかかってきそうで嫌だ」というものでしょう。

そこで次に、自動車保険のプロである筆者が、自動車保険一括見積もりは安心して利用することのできるサービスなのか説明していきますので、そのままご覧ください。

安心して利用することはできる

先に結論を述べておきますが、自動車保険一括見積もりは「安心して利用することができるサービス」ということができます。

なぜなら当サイトでご紹介している自動車保険一括見積もりは、すべてが大手企業によって運営されているため「個人情報保護方針(プライバシーポリシー)」がしっかりと明記されており、結果的にあなたの個人情報が不正に使用されることは無いからだ。

また自動車保険一括見積もりと提携している保険会社に関しても、あなたが一度は耳にしたことのあるような大手保険会社ばかりですから、やはり個人情報の取扱には最新の注意を払っており、あなたの個人情報が不正に使用される可能性や流出してしまう危険性は皆無に等しいのです。

そのため自動車保険一括見積もりの申込みをするにあたり、個人情報の入力は心配ないと思ってください。


また申し込み後の電話勧誘に関しては、実は一切ありません。

というのも自動車保険一括見積もりを経由して保険会社に保険見積もりを依頼すると、ハガキ(DM)またはメールにて保険見積もりや、オトクなプレゼントキャンペーンの案内が提示されるだけであり、あなたに迷惑がかかることはないのです。

仮にキャンペーンの案内が邪魔だと感じた場合でも、簡単に配信の停止依頼をすることができますから、やはり安心できると思ってください。

以上のことから自動車保険一括見積もりは、最短時間で最もお得な自動車保険を探し出すことができるだけでなく、「安心して利用することのできるサービスである」ということができるのです。

そのためぜひ一度、簡単な申込みをして利用してくださいね。

意外なほどお得な保険料が提示され、満足できること間違いなしですよ!

【2018年最新】自動車保険一括見積もりサイトのオススメ

ここまでお読みいただいて、「自動車保険一括見積サービスって結構いいかも」と思っていただけた方が次に気になるのは、じゃあ具体的にどこで一括見積もり取ればいいの?」ではないでしょうか?

正直、自動車保険一括見積サービスは「ただの窓口」に過ぎませんので、どのサービスで見積もりを取ってもあまり損得はありません。

自動車保険一括見積サービスには大小さまざまなサイトが存在していますので、あまりに新しかったり、運営会社がハッキリしないところは避け、

  • 運営会社が大きい
  • 長期に渡ってサービスが継続している
  • 多くの保険会社が加盟している

のポイントを満たすサイトを選ぶべきだと考えています。

そういう視点で筆者が選んだ自動車保険一括見積サイトをオススメ順でにしてみました。

実際に自動車保険一括見積もりを申し込みました!
下記のように各保険会社よりハガキで見積りが届きます。

自動車保険一括見積りのハガキ自動車保険一括見積りのハガキ

第1位:1998年から運営と一番の歴史をほこる「保険スクエアbang!」

保険スクエアbang!保険スクエアbang!
  • 最大19社から見積もりが取れる
  • 元東証マザーズに上場の株式会社ウェブクルーが運営(2017年現在は上場を廃止)
  • 1998年から自動車保険一括見積サービスを開始した、運営歴19年の老舗

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第2位:参加保険会社数がNo.1「保険の窓口インズウェブ」

保険の窓口 インズウェブ保険の窓口 インズウェブ
  • 最大20社から見積もりが取れる
  • 利用者累計900万人
  • 2000年に自動車保険一括見積サービスを開始した、17年の実績
  • gooランキング調べでは利用者数、使いやすいさ、わかりやすさ、安心度No.1(2016年4月調査)
  • SBIホールディングス(東証一部)が運営

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第3位:家電などが当たるキャンペーンを実施「価格.com 自動車保険」

価格.com 自動車保険 比較・見積もり価格.com 自動車保険 比較・見積もり
  • 最大18社から見積もりが取れる
  • 国内No.1の比較サイト価格.comが運営(※Nielsen Online 2016年4月調査)
  • 東証一部上場
  • 抽選で3ヶ月に一度20名に家電が当たるキャンペーンを実施

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一目で分かる!自動車保険一括見積もりの比較表

また、各サイトに加盟する保険会社とサイトの基本情報を整理してみました。

確認項目 インズウェブ 保険スクエアBang! 価格.com
上場 上場(SBIホールディングス) 非上場(ウェブクルー) 上場
サービス開始 2000年 1998年 不明
利用料 無料 無料 無料
一括見積入力時間 5分 5分 5分
保険会社 オリコン満足度ランキング 最大20社 最大19社 最大18社
イーデザイン損保 1位
セゾン自動車火災 2位
ソニー損保 3位
チューリッヒ 4位
アクサダイレクト 5位
AIU保険 6位
三井ダイレクト損保 7位
富士火災海上 8位
SBI損保 9位
日新火災海上 10位
東京海上日動火災 11位
損保ジャパン日本興亜 12位
朝日火災海上 13位
三井住友海上火災 14位
そんぽ24 15位
共栄火災海上 16位
あいおいニッセイ同和 17位
チャブ保険
セコム損保
ゼネラリ
全労済

※2018年10月時点の情報です。
※入力時間は筆者が実際に試した実績ですので、目安として参考ください。

この表を見ても、上位3サイト(保険の窓口インズウェブ、保険スクエアbang!、価格.com)は、ほとんどの評価上位の保険会社が加盟していることがおわかりいただけるかと思います。

正直なところ、1~2社ぐらいしか差がなく、上位保険会社はこの3サイトであれば参加しているので、どこを申し込んでも同じです。

そうなると逆に迷ってしまうかもしれませんが、一番歴史があり安心実績の「保険スクエアbang!」を筆者はオススメします。

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5.まとめ

以上、交通事故で弁護士に示談などを依頼する際の費用に関する解説を終了しますが、最後に当ページの内容をまとめておきましょう。

  • 弁護士に依頼するケースは「被害者」「加害者」どちらもあり得る
  • 交通事故で弁護士に依頼する際の費用相場は、大まかに30~100万円程度
  • 弁護士費用特約は日常事故でも利用可能であり、特約の重複に注意すべき
  • 弁護士費用特約の有無にかかわらず「自動車保険一括見積もり」を使うとお得になる

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