車保険の1つ「車両保険」とは?必要な人と不要な人の判断基準

車に乗っている人のほとんど全てが加入している自動車保険に、あなたも加入していますか?

おそらくあなた自身、車に乗る可能性が少しでもある場合は自動車保険に加入しているでしょう。

しかしそんな自動車保険は車を維持する上で最も大きいといっても過言ではないものであり、私を含めた多くの人が「なんとかして安くならないだろうか…」と悩んでいます。

あなたもそう思っているうちの一人ではないでしょうか。

そして同時に自動車保険の中の「車両保険」が、保険料を大幅に高くする要因だということを知っているため「保険料が非常に高くなる車両保険って、本当に必要性があるの?」と疑問に思ってしまいますよね。

そして

  • 車両保険ではどんな時を対象に補償されるのか
  • 車両保険を使うと等級はどうなるの?
  • 車両保険は入るべき?入るべきであれば安くする方法はあるの?

と、次々に疑問があなたの頭を駆け巡っているでしょう。

そこで今回は元自動車保険営業マンである筆者が

  • 車両保険の仕組みや車両保険に加入することでどの程度保険料が増えるか
  • お得な自動車保険の加入方法

など、車両保険についてあなたが知りたいと思っているすべてを詳しく解説していきます。

「保険」という名前がつくため難しい内容だとイメージしてしまいがちですが、実は非常に簡単な内容であるため、安心して最後まで気楽にご覧くださいね。

またこの記事を読み終える頃には「あ~車両保険ってこうなのか!この方法で保険料を安くすることができるのか!」と納得することができますよ!

INDEX

1.車両保険とはどういう保険か

自動車保険の保険料は保険会社によって様々ですが、「保険料が高い…」と悩みがちな保険料の内、ほとんどの割合を占めていることが多く、実際に車両保険を抜いた場合にビックリするほど保険料が下がったということは多々あります。

しかし実際に車両保険とはどんなものなのか、必要性はあるのか、あまりよく分かっていませんよね。

そこで本章ではまず車両保険がどのようなもので、どんな場合に補償されるものなのかを詳しく解説していきましょう。

車両保険ってそもそも何なの?

車両保険とは、その名の通り「車に関する保険」のことをいいます。

勘違いしがちなのですが、自動車保険は「車に乗る上で起こりうる事故に対して補償するもの」です。

つまり「車両保険=車に関する補償をはじめとして、人に関する補償や物に関する補償を含めたすべてのものが自動車保険」ということになります。

そのため車両保険はあくまで「車に関する補償のみ」と覚えておきましょう。

また車両保険は加入方法にもよりますが、基本的には「車両の価値分の補償」をしてくれます。

つまり車両の価値を超えた補償はされないのです。

そのためここまでは基本的事項として

  • 車両保険はあくまで「車に関する補償」である
  • 「車両に残っている価値」の分のみ補償される

ということを覚えておきましょう。

そして車両保険には様々な種類があるということをご存知ですか?

実は車両保険には2種類があり、中にはお得な車両保険もあるのです。

そこで次に車両保険の種類についてご紹介していきましょう。

車両保険にはどんな種類があるの?

車両保険には2種類あると前述しましたが、一体何が異なるのか分かりませんよね。

実は車両保険には大きく分けて

  1. 一般型
  2. 車対車限定型

と呼ばれる2種類があります。

それぞれ車に関する補償をするという点では同じなのですが、一体どのような違いがあるのでしょうか。

それぞれ以下に述べていきます。

一般型の車両保険

一般型の車両保険は多くの方に認知されている、いわば「ザ・車両保険」と言っても過言ではない車両保険のことをいいます。

とはいえイメージしづらいかもしれませんので説明すると、

車に何らかの事故(自損事故や車との衝突による事故)によって損害が発生した場合に、保険会社によって定められている車の価値を上限に、修理費を補償してくれる

というものになります。

そのため基本的に「どんな事故にあっても補償される車両保険」と認知されていることが多く、同時に「補償範囲が非常に広くなるため保険料も高い」と認知されているのです。

また十分範囲が広いにも関わらず、さらに補償の範囲を広げられる保険会社もあるため、加入の仕方によっては「あなたの車に何かあった場合に万能の補償がされる」と言っても過言ではないといえるでしょう。

車対車限定型の車両保険

前述した一般型の車両保険では「万能の補償がされる」と述べました。

しかし車対車限定型の車両保険は、「一般型の車両保険から、補償される条件を限定した車両保険」といえます。

どういうことかというと車対車限定型の車両保険は「車と車同士によって起こった事故の場合のみ補償される」というものなのです。

そのため、例えば自分が運転を誤って電柱にぶつかってしまった場合には車対車限定型の車両保険では補償されないのです。

より簡単に説明すると「自爆の場合には一切補償されない」という車両保険だといえます。

しかし一般型の車両保険とは異なり補償される範囲が狭いため、非常に保険料は安くなる傾向にあるのです。

以上のことから、車対車限定型の車両保険は「保険料は安くなるが補償される範囲が狭くなる」と覚えておきましょう。

以上、車両保険の種類についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

少しだけ難しかったかもしれませんが、ここまではそれぞれ簡単に

  • 一般型の車両保険は「保険料は高くなるが、補償される範囲は非常に広くなる」
  • 車対車限定型の車両保険は「保険料は安くなるが、補償される範囲が非常に狭くなる」

と覚えておけば大丈夫です。

しかし「できれば一般型の条件で保険料を安く抑えたい」と思いますよね。

その方法については、また後述しますから安心してくださいね。

そしてここまでの解説で車両保険の概要について理解できたかと思いますので、次にどんな場合に補償されるのかを解説していきましょう。

車両保険ってどんなときを対象に補償されるの?

車両保険がどんなときを対象に補償されるのか、気になりますよね。

たしかに、いざ事故が起こって自分が乗っている車が高額修理をしなければならない場合に、「補償の対象外でした」と言われても納得できないでしょう。

そこで補償の対象、非対象について下記の表にまとめましたのでご覧ください。

事故の種類 車両保険の種類
一般型 車対車限定型
火災・爆発・盗難・台風・洪水・高潮
他の車との事故(相手が分かる場合)
他の車との事故(相手が分からない場合) ×
車以外との衝突 ×
落書き窓ガラス破損
駐車中の損害(相手が分からない) ×
いたずら
地震・噴火・津波 × ×

一般的にはこれらの補償範囲が当てはまり、車対車限定型では補償される範囲が非常に狭いということを実感できたかと思います。

とはいえ基本的には「自損事故が起きなければ補償される」といえるため、自損事故の心配がない方にはオススメといえるかもしれません。

また地震や噴火、津波などが「×」になっていることに関しては、それらが「大災害」に分類されることと関係しています。

どういうことかというと、これらの災害が起こってしまった場合を想像するとよく分かるでしょう。

一度災害が起きると非常に多くの方が保険金請求をしますよね。

そしてこれらの大災害ではほとんどの方が「全損」つまり「補償される限度額」の保険金を請求します。

その場合に保険会社が保険金を支払ってしまうと、保険会社にとって大きな損害となり、結果的に保険会社がつぶれてしまうといったことを引き起こしてしまうのです。

つまり「保険会社が事業を継続していき、他の契約者に対する補償を守るため」に、大災害による補償は「×」となっているのです。

しかし保険会社によっては「地震による損害補償特約」という特約がある場合があり、その特約を付帯させている場合には保険会社の定めた一時金を受けられるため、「地震が不安」という方にはオススメの特約といえるでしょう。

とはいえすべてのケースで「お金による補償がされる」というわけではなく、補償限度額の範囲内で修理金額を見ることによって補償する場合もあるのです。

そこで次に車両保険で「お金がもらえる場合」と「お金がもらえない場合」についても解説していきましょう。

車両保険で補償される場合、お金はもらえる?もらえない?

車両保険を利用した方の声で「車が壊れたけど、保険金として○万円もらえた!」などということを聞いたことがありませんか?

少し怪しいように聞こえてしまいますが、実は本当にそのようなことはあるのです。

しかし一体どのような場合に車両保険を使うことでお金がもらえるのでしょうか。

それぞれ、お金をもらえる場合ともらえない場合に分けて述べていきましょう。

お金をもらえる場合

車両保険を利用することによってお金をもらえる場合は2パターンあります。

それは

  1. 車両の価値を超えた金額の修理が必要である場合
  2. 修理する意思がなく、単純にお金だけ欲しい場合

の2つです。

まず前者の解説をすると、先程も述べたように車両保険では「車両の価値分だけを補償する」という前提があります。

そのため、例えば現在50万円の価値があると保険会社が判断した車に対して、修理見積もりが100万円の場合には、修理に必要な差額の50万円分は実費が必要になります。

そのような場合に保険金としてお金をもらうことで解決する場合があるのです。

次にお金がもらえない場合についての説明をしていきましょう。

お金をもらえない場合

お金をもらえない場合に関しては…実はもらえないということはありません。

その理由は先程の「お金をもらえる場合」で述べた内容で気付いたかもしれませんが、実は「保険で修理をしないという意思を示した場合には、お金がもらえる」という仕組みだからです。

そのため「お金をもらえないということはない」と覚えておきましょう。

とはいえ車両保険で修理をせずにお金だけをもらうということは、少し怪しげな雰囲気がしますよね。

でも安心してください。

実はそもそも保険会社自体が「補償の限度額までは保険金を支払う」としており、修理をする場合は単に「保険会社が修理工場にお金を支払ってくれているだけ」なのです。

以上のことから、車両保険によって補償される場合には、「補償限度額までの保険金を受け取ることができる」と覚えておきましょう。

以上、車両保険の保険金についての解説でしたが、「お金がもらえるのであれば車両保険を使った方が良い」と思いませんでしたか?

もちろん得する場合もあるのですが、基本的には損をしてしまうと考えた方が良いのです。

なぜなら車両保険を使うことによって次年度の保険等級が下がってしまうからです。

次に車両保険を使うことによって保険等級がどのように下がるのか述べていきましょう。

車両保険を使うと等級はどうなるの?

自動車保険には等級というものがあります。

等級はゲームキャラクターの「レベル」として考えると分かりやすいのですが、最大で「20」まである数字が大きければ大きいほど「良い等級」であり、保険料の割引率も高くなります。

そんな等級は車両保険を使うことによって大きく下がり、保険料は大きく上がる場合があるのです。

実は自動車保険の等級は車両保険を使うことによって1等級、または3等級ダウンしてしまいます。

こちらについてもそれぞれ分けてご紹介していきましょう。

1等級ダウンの場合

1等級ダウンしてしまう場合は、通常「1等級ダウン事故」と言われています。

そして1等級ダウン事故として該当するケースは、主に下記に箇条書きした事故の場合に限られているのです。

  • 台風・洪水・高潮
  • 盗難
  • 火災・爆発
  • 飛来中または落下中の他物との衝突
  • 落書きなどのいたずら
  • 騒じょうまたは労働争議

これらの事故は「偶発的に起こる事故」であり、あなたの力ではどうしようもなかった場合のことを指しています。

そのため「自分ではどうしようもない場合の事故で車両保険を使用した場合は、1等級ダウンしてしまう」と覚えておきましょう。

次に3等級ダウンしてしまう場合について述べていきます。

3等級ダウンの場合

車両保険を使用することによって3等級ダウンしてしまう場合について、どのような事故が該当するのかを説明していきましょう。

それは「前述した1等級ダウン以外の事故で車両保険を使った場合すべて」です。

シンプルで覚えやすいですよね。

以上のことから「1等級ダウン事故以外で車両保険を使った補償を受ける場合は、すべてが3等級ダウンになってしまう」と覚えておきましょう。

しかし覚えるのは簡単かもしれませんが、実際に大切なのは「等級が下がることによってどの程度保険料が上がってしまうのか」ということですよね。

そこで次に車両保険を使った際に、どの程度保険料がアップしてしまうかという具体例をご紹介していきましょう。

等級が下がるのは分かったけど…どのくらい保険料が上がるの?

これまでの解説で車両保険を使うことでお金をもらえることや、保険等級が下がってしまい結果的に保険料が上がってしまうということは分かったでしょう。

しかし具体的に「○万円上がる」とは述べてきませんでした。

そこでここでは車両保険を使うことでどの程度保険料が上がるかを、実際に見積もりを作成してご紹介していきましょう。

それでは早速下記に、通常の保険料と比較した「1等級ダウンの保険料」と「3等級ダウンの保険料」の比較表を載せておきましたのでご覧ください。

通常時年間保険料(円) 1等級ダウン保険料(円) 上昇額(円)
58,720 85,280 26,560
通常時年間保険料(円) 3等級ダウン保険料(円) 上昇額(円)
58,720 89,680 30,960

保険料見積もり条件

  • 車両:平成28年12月初度登録のステップワゴンスパーダ(RP3)
  • 年間走行距離:5000~10000km
  • 現在のノンフリート等級:15等級(1等級ダウン:次の1年は14等級 3等級ダウン:次の1年は12等級)
  • 車両保険:チューリッヒのオススメプラン(車対車限定型)
  • 運転者限定:本人・配偶者限定
  • 年齢条件:26歳以上補償
  • 使用用途:通勤・通学使用

ご覧になるとよく分かるかと思いますが、1等級ダウンでは2万円以上、3等級ダウンでは3万円以上の保険料アップとなります。

そして3等級ダウンでは「事故有係数」と呼ばれるペナルティが3年間付与されるため、事実上の保険料大幅アップとなってしまうのです。

今回挙げた例では基準となる等級を15等級として計算しており、「進んだ等級」であるため一覧表上の保険料アップとなっていますが、保険等級の低い10等級未満の場合には、さらに5万円以上アップしてしまうことも珍しくありません。

そのため安易に「お金がもらえる」と車両保険を使うことは避け、将来的な損得をよく考えた上で車両保険を使うか、使わないかを判断しましょう。

これは保険会社に来年の等級を考えた上で使うか使わないかどうすればいいのか?と聞けば丁寧に教えてくれますので安心してください。

しかし本題である「車両保険の必要性」について、実際にあなた自身加入するべきかどうか悩んでしまいますよね。

たしかに「結局車両保険を使って保険料が大幅に上がるのであれば、必要性はない」と判断してしまいそうです。

そこで次章にて車両保険を必要とする人、または必要ではない人の判断の仕方をご紹介しいていきましょう。

2.車両保険に入るべき人はどんな人?

これまでの解説から車両保険に入ることで大きく保険料が上がってしまうことや、車両保険を使うことで等級ダウンし、ダウンした分だけ保険料が上がってしまうことが分かりました。

そのため「やっぱりできれば車両保険に入りたくない」と思ってしまったかもしれませんね。

しかし万が一の際にあなたを助けるため、元自動車保険営業マンとしては「入った方がベター」だといえるのです。

とはいえ中には「車両保険に入ると損」という方がいるのも事実ですので、本章では車両保険に入るべきか入べきではないか、判断するためのポイントをご紹介していきましょう。

車両保険に入るべき人

車両保険に入るべき人は下記に箇条書きしたような人です。

  • 万が一事故をした際に、実費負担を避けたい人
  • 新しい車の価値を必ず守りたい人

それぞれ以下にて述べていきますのでご覧ください。

万が一事故をした際に、実費負担を避けたい人

事故が起きた際に車両保険を使うタイミングというのは、基本的に「万が一の際」です。

そして万が一の際に、あなたが乗っている車の修理費用が「100万円」となった場合、あなたは一括して支払うことができますか?

これはあくまで一例ですが、もし一括して大金を支払うことを避けたいのであれば必ず車両保険には加入しておくべきです。

なぜなら車両保険は、再三述べていますが「補償限度額までは支払ってくれるから」であり、いざという時にあなたのお財布を軽くしなくて済むからです。

新しい車の価値を必ず守りたい人

あなたが新しい車に乗っている場合は、車両保険に加入することをオススメします。

なぜなら新しい車では「修理費用<補償限度額」となる場合が多く、修理することによってあなたの車の価値を保つことが可能だからです。

もちろん「修復歴有」という状態になるような大事故の場合には価値が下がってしまうのですが、「一般的な修理」という程度であれば、あなたの車を再販した場合の価値が下がらずに高値で売ることも可能であるため、結果的に得することができますよ!

以上が車両保険に入るべき人のポイントです。

次に車両保険に入らなくても良い人のポイントをご紹介していきます。

車両保険には入らなくても良い人

車両保険には入らなくても良い人のポイントは、下記に箇条書きしたような人です。

  • 万が一の事故で車の修理が必要となった場合に、実費で支払うことが可能な人
  • 車が古すぎて車両の価値が低すぎる人
  • 車両保険を使うほどの事故を起こしたタイミングで車の買い替えを考えている人

こちらについても、以下にてそれぞれ説明していきましょう。

万が一の事故で車の修理が必要となった場合に、実費で支払うことが可能な人

先程の「加入すべき人」とは逆で、実費で修理費用を支払うことができる場合には、車両保険に加入する必要はありません。

実際に私が営業をしていたお客様であった例なのですが、お金持ちの方でしたので事故後の修理はすべて実費で行っていました。

特にそのお客様が言われていたのは「俺はプロのドライバーをしていたのだから、そもそも自分で事故を起こさない」ということで、実際に15年間で1事故と、非常に優秀なドライバーだったのです。

あなた自身そのような自信を持っており、さらに万が一の際に実費で支払うことができるのであれば、保険料が大幅に高くなる車両保険への加入は必要ないといえるでしょう。

車が古すぎて車両の価値が低すぎる人

再三にわたって述べていますが、車両保険は「保険会社の定めた車両の価値を限度に、補償される」という特徴があります。

そのため車両の価値が極端に低い場合には、「全損時の修理費用が100万円にもかかわらず、10万円しか補償されない」という状況が起こってしまう可能性があるのです。

結果的に90万円の損をしてしまいかねませんし、よほどの愛着がなければ残りの90万円をかけて修理しようとは思わないため、あなたがこのポイントに該当する場合は車両保険に加入する必要はないといえるでしょう。

車両保険を使うほどの事故を起こしたタイミングで車の買い替えを考えている人

自動車保険の契約期間の最中に、車の買い替えを検討している方は車両保険に加入する必要がない場合があります。

というのも前述したように車の価値が低すぎる場合では、買い替え時の下取りや車買取において「タダ同然の価格」として引き取られることがあるからです。

とはいえまだ価値のある比較的新しい車に乗っている場合は、やはり車両保険に加入しておくことで価値を守ることができるということは覚えておきましょう。

以上が車両保険に入るべき人と、入る必要のない人を判断するためのポイントについてのご紹介でしたが、いかがでしたか?

おそらく「やっぱり車両保険には入った方が良い気がする」と思ったでしょう。

しかし気になるのは「保険料のアップ」ですよね。

そこで次に車両保険をできる限り安くするための方法についてご紹介していきます。

車両保険を安くする方法

車両保険を安くするための最も簡単な方法は「免責金額を設定する」ということです。

免責金額とは「車両保険の補償を受ける際、あなたが実費で支払う金額」のことをいいます。

良く分からないかと思いますので例を挙げましょう。

例:車両の価値50万円、修理費用45万円、免責金額5万円の場合

  • 車両の価値が50万円であるため、修理費用の45万円はすべて補償される
  • 設定した免責金額が5万円であるため、あなたが実費として5万円支払う
  • 保険会社から受けられる保証は45-5=40万円となる

いかがでしょうか。

何となく理解できましたよね。

理解できたところで免責金額の設定について述べていきますが、免責金額の設定は保険会社ごとに違いがあります。

とはいえ主に

  • 0円
  • 5万円
  • 10万円

の3種類を軸として設定可能であり、免責金額が大きいほど保険料は安くなりますので、一度試してみることをオススメします。

実際に免責金額無しの場合と、免責金額を「1回目の事故:5万円、2回目の事故:10万円」にした場合では、2~4割程度の保険料節約になりますよ!

以上であなた自身が車両保険を必要としているか、必要としていないかを判断するためのポイントについての解説を終了しますが、「免責金額の設定を知っても、まだ保険料は高いんじゃないの?」と疑問視する声が聞こえてきそうですね。

たしかに「保険料はどう頑張っても安くならない」「現状の契約で免責金額の設定はしているため、やはり安くはならいだろう」と思ってしまうのは当然でしょう。

そこで全体的な保険料を抑えるための最後の方法として、次章では「自動車保険一括見積もり」というサービスについて解説していきます。

これまでにご紹介してきた「免責」などの方法を取らずとも、ビックリするほど保険料が抑えられる方法ですので、ぜひしっかりとご覧になってくださいね。

3.自動車保険を安くするなら自動車保険一括見積もりサイト

あなたは自動車保険一括見積もりというサービスをご存知ですか?

先に結論を述べると、このサービスは「間違いなく最もお得な自動車保険に加入する方法」といえるものです。

とはいえ実際にサービスの詳細を知らないことには、なかなか利用することはできませんよね。

そこで本章では自動車保険一括見積もりとは何か、安心して利用できるのか、本当にお得になるのかをすべてご紹介していきましょう。

自動車保険一括見積もりってなに?

自動車保険一括見積もりとはインターネット上のサービスのことで、サービスに登録している複数の保険会社に一括して見積もり依頼をすることができます。

そのため保険代理店や保険会社に対して、1社ずつ見積もり依頼をする必要が無くなるため、あなた自身の時間を有効に活用することも可能なのです。

また最大の効果として、送られてきた見積もりをその場で見比べることで「どこの保険会社が最も安いのか」をひと目で判断することができますから、まさに「短時間で最もお得な保険料の保険会社を探すことができる」といえるでしょう。

利用方法は?安心して利用できるの?

利用方法はいたってシンプルで、自動車保険一括見積もりのサイト上で

  • あなたが乗っている車に関する情報
  • あなたに関する情報
  • あなたが求める補償内容に関する情報

といった、基本的な情報を入力するだけでよく、早い人で2分、遅い人でも10分あれば十分申し込み完了させることができます。

またあなたに関する情報、つまり個人情報の入力については安心してください。

なぜなら自動車保険一括見積もりでは電話による勧誘は一切行っておらず、ハガキ(DM)やメールによる見積もり提示をするだけにとどまっているからです。

そして当サイトでご紹介している自動車保険一括見積もりサイトは、大手企業が運営しているものであり、登録している保険会社も大手企業ばかりですから、個人情報の取り扱いに関しては「安心できる」といえるのです。

本当にお得になるの?

一度利用してみるとよく分かるのですが、様々な保険会社から送られてきた保険見積もりを比較すると「最も保険料の高い保険会社と、最も保険料の安い保険会社の差が倍以上ある」ということがあります。

もちろん車種や年間走行距離、補償内容によって保険料は前後してしまいますが、同じ条件で一括してすべての保険会社の結果を見ることができるため、「間違いなくお得になることができる」といえるでしょう。

本当に利用は簡単ですし、最もお得な保険会社を探して得した分だけ車両保険の加入することもできますから、ぜひ一度ご利用くださいね。

必ずあなたの予想を超えた保険料の保険会社を見つけることができ、車両保険を含めてお得な保険契約ができますよ!

【2017年最新】自動車保険一括見積もりサイトのオススメ

ここまでお読みいただいて、「自動車保険一括見積サービスって結構いいかも」と思っていただけた方が次に気になるのは、じゃあ具体的にどこで一括見積もり取ればいいの?」ではないでしょうか?

正直、自動車保険一括見積サービスは「ただの窓口」に過ぎませんので、どのサービスで見積もりを取ってもあまり損得はありません。

自動車保険一括見積サービスには大小さまざまなサイトが存在していますので、あまりに新しかったり、運営会社がハッキリしないところは避け、

  • 運営会社が大きい
  • 長期に渡ってサービスが継続している
  • 多くの保険会社が加盟している
のポイントを満たすサイトを選ぶべきだと考えています。そういう視点で筆者が選んだ自動車保険一括見積サイトを加盟保険会社数ランキングで並べてみました。

実際に自動車保険一括見積もりを申し込みました! 下記のように各保険会社よりハガキで見積りが届きます。

自動車保険一括見積りのハガキ

自動車保険一括見積りのハガキ

第1位:保険の窓口インズウェブ

保険の窓口 インズウェブ

保険の窓口 インズウェブ

  • 最大20社から見積もりが取れる
  • 利用者累計900万人
  • 2000年に自動車保険一括見積サービスを開始した、17年の実績
  • gooランキング調べでは利用者数、使いやすいさ、わかりやすさ、安心度No.1(2016年4月調査)
  • SBIホールディングス(東証一部)が運営

保険窓口インズウェブ公式サイト

第2位:保険スクエアbang!

保険スクエアbang!

保険スクエアbang!

  • 最大19社から見積もりが取れる
  • 元東証マザーズに上場の株式会社ウェブクルーが運営(2017年現在は上場を廃止)
  • 1998年から自動車保険一括見積サービスを開始した、運営歴19年の老舗

保険スクエアbang!公式サイト

第3位:価格.com 自動車保険 比較・見積もり

価格.com 自動車保険 比較・見積もり

価格.com 自動車保険 比較・見積もり

  • 最大18社から見積もりが取れる
  • 国内No.1の比較サイト価格.comが運営(※Nielsen Online 2016年4月調査)
  • 東証一部上場

価格.com 自動車保険の公式サイト

第4位:楽天 保険一括見積り

楽天 保険一括見積もり

楽天 保険一括見積もり

  • 最大6社から見積もりが取れる
  • 東証一部上場
  • 年間22万人が利用
  • 楽天会員なら楽天ポイントがもらえる

楽天自動車保険一括見積もり公式サイト

一目で分かる!自動車保険一括見積もりの比較表

また、各サイトに加盟する保険会社とサイトの基本情報を整理してみました。

確認項目 インズウェブ 保険スクエアBang! 価格.com 楽天
上場 上場(SBIホールディングス) 非上場(ウェブクルー) 上場 上場
サービス開始 2000年 1998年 不明 不明
利用料 無料 無料 無料 無料
一括見積入力時間 5分 5分 5分 5分
保険会社 オリコン満足度ランキング 最大20社 最大19社 最大18社 最大6社
イーデザイン損保 1位
セゾン自動車火災 2位
ソニー損保 3位
チューリッヒ 4位
アクサダイレクト 5位
AIU保険 6位
三井ダイレクト損保 7位
富士火災海上 8位
SBI損保 9位
日新火災海上 10位
東京海上日動火災 11位
損保ジャパン日本興亜 12位
朝日火災海上 13位
三井住友海上火災 14位
そんぽ24 15位
共栄火災海上 16位
あいおいニッセイ同和 17位
チャブ保険
セコム損保
ゼネラリ
全労済
※2017年6月時点の情報です。 ※入力時間は筆者が実際に試した実績ですので、目安として参考ください。

この表を見ても、上位3サイト(保険の窓口インズウェブ、保険スクエアbang!、価格.com)は、ほとんどの評価上位の保険会社が加盟していることがおわかりいただけるかと思います。

そうなると逆に迷ってしまうかもしれませんが、
  • とにかく多くの会社から見積もりをもらいたい人=インズウェブ
  • プレゼントキャンペーンに応募したい人=価格.com
で分けられるのではないでしょうか。

ちなみに筆者は、「満足した自動車保険を加入するというメイン目的が一番叶う可能性が高い=比較できる自動車保険会社が一番多い」保険の窓口インズウェブをオススメしています。

保険窓口インズウェブ公式サイト

4.まとめ

以上で車両保険の必要性に関する解説を終了しますが、いかがでしたか?

「車両保険は必要だ」ということが良く分かったのではないでしょうか。

最後にまとめると

  • 車両保険は基本的に必要だが、保険料が高くなる
  • 車両保険の保険料を抑えるには「免責」が重要
  • 車両保険を含めた自動車保険の保険料を抑えるには、自動車保険一括見積もりを利用すべき

ということを覚えておけば、必ずお得になります。

特に最後にご紹介した自動車保険一括見積もりに関しては、誰でも簡単に利用できる上、確実にお得な保険料で自動車保険に加入する有効な方法です。

また保険料がお得になる分、車両保険に加入してもそれほど大きな出費とならない場合が多いのです。

そのためぜひ一度自動車保険一括見積もりを利用して、お得な保険料を実感してくださいね。

必ずあなたが満足出来る保険料で、車両保険を含めた自動車保険の契約をすることができますよ!

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