毎年更新される自動車保険、できるだけ安く抑えたいなと思いつつも、加入したときのままのプランを毎年継続してしまったり、代理店担当者に勧められたままのプランを選んでしまっていませんか?
自動車保険は、対人・対物賠償に代表される基本的な補償項目と、搭乗者特約などの追加で設定する補償項目など、多くの項目を組み合わせて加入するものです。
きちんと理解して契約をしないと、過剰な補償に入っていて損をしたり、反対に補償が少なすぎていざというときに困ってしまうことも。
そこで、今回は「これさえ抑えていればもう安心!」という自動車保険の代表的な基本補償・特約補償を初めての方にもわかりやすくご説明すると共に、契約される方のタイプ別のおすすめプランもご紹介します。
この記事を最後までお読みいただければ、自信をもって、一番お得で一番必要な自動車保険プランを選べる知識を身に着けることができるはず。
人任せで損するなんてもったいないことから卒業して、自分でしっかり理解した、ムダのない、でも安心できる自動車保険のプランを選びましょう。
また、せっかく自分にピッタリの自動車保険のプランが決まっても、お得な保険会社に入れなければ悔しいですよね。
実は、ほとんど同じプランなのに、保険会社によっては、約10万円も違うことがあるのです。
この記事では、同じプランでお得な保険会社を見つける方法もご紹介したいと思います。お楽しみに!
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自動車保険料は、保険会社によって差が激しいのをご存知ですか?
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1.保険会社共通の基本補償を知る
自動車保険は、保険会社によって補償の条件や補償内容、特約が多少異なりますが、基本の補償項目は共通です。
この基本補償が自動車保険の基盤とも言え、かなり大事。
自動車保険の主要項目のため、保険料を大きく左右すると言っても過言ではありません。
まずはこの基本補償をしっかりと理解して、自動車保険の骨格を固めることが重要です。
基本補償の基礎知識と設定する上での筆者の考えをご紹介します。
一般的な4つの基本補償
- 対人賠償保険
- 対物賠償保険
- 人身傷害保険
- 車両保険
それでは、ひとつずつ説明していきます。
対人賠償保険
対人賠償保険とは
運転中の事故で、事故の相手を死亡させたり、ケガをさせたりした場合に、自賠責保険の補償額以上の賠償金に対して支払われる保険。
自賠責保険ではケガの場合、最高120万円、後遺障害の場合は最高4,000万円、死亡では3,000万円と上限が決まっています。
ここで注意しなければいけないのが事故によって後遺障害を残してしまった場合です。
介護が必要になることで継続的にお金が必要になることから、これまでの事例では2億円を超える賠償金を請求されるケースが何度も発生しています。
「2億円」というのは、一般的なサラリーマンが一生涯働いて稼げるかどうかのお金ですので、事故の賠償金のためにすぐに支払えと言われても現実的には難しいですよね。
そういう意味で、この対人賠償保険は迷うことなく「無制限」としておく必要があると筆者は考えています。
対物賠償保険
対物賠償保険とは
運転中の事故で、事故の相手の車や他人の財産(家屋や外壁、電柱、ガードレール、店舗など)を損傷してしまった場合の賠償金に対して支払われる保険。
壊れてしまった車を修理する場合に、「その車の修理費を支払うといっても、高くても数百万円~1,000万円でしょう?」とお考えの方、大変危険です。
例えば、事故をした車が現在手に入らない車、もしくは、希少価値の高い車だった場合、その修理にかかる金額は、一般的に販売されている車とは比べ物になりません。
また、事故により店舗が休業することになった場合には、その休業損害も賠償する必要がありますので、単純に「直す」だけの費用だけでは収まらない場合が多いのです。
そういう意味で、この対物賠償保険についても、迷うことなく「無制限」としておく必要があると筆者は考えます。
人身傷害保険
人身傷害保険とは
契約車両に乗車中の方が事故で死傷した場合などに、治療費や休業損害、精神的損害など、実際の損害額に対して保険金が支払われる保険。
対人賠償保険が事故の相手の補償に対して、この人身傷害保険は契約者側への保険。
保険会社によって多少異なりますが、補償対象は、通院費や入院費、後遺症が残る場合の逸失利益(本来働いて得られるはずだった収入等)や介護費用などです。
「自分への保険なんて別に大丈夫」と思われた方は要注意!
自分だけでなく、同じ車に乗っていた家族や友人、知人がその事故によってケガや死亡してしまった場合の保険はとっても大事なもの。
医療保険との兼ね合いもあるため、補償金額の考えは人それぞれですが、こちらの保険も外すことはおすすめできません。
35歳2人の子持ちの筆者でも、最低3,000万円の補償金額設定が必要と考えています。
以下の記事でも人身傷害保険の詳しい解説と補償金額の考え方をご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
車両保険
車両保険とは
契約の車が衝突や接触によって損害を受けた場合に支払われる保険。保険会社によっては、車同士の事故だけでなく、火災や盗難、いたずらなどによる損害も対象に。
車両保険は、契約時の時価相当額を上限に支払われますが、その「時価相当額」というのがポイント。
車種や年式、型式が同じでも、消耗度によっても異なりますし、時間が経過するごとに時価相当額が減りますので、「いつでも必須というわけではない、しかも最高額を設定することがベストではない」というのが筆者の考えです。
しかもこの車両保険の有無や設定金額によって、自動車保険の保険料が大きく変わりますので、保険料を抑えるための大きなポイントとなります。
また保険会社によっては、事故対象を車両に限定したりと、設定金額を下げずに車両保険のグレードを下げる(=保険料を下げる)プランもありますので、保険料を下げる工夫の範囲が大きな基本補償と考えられます。
ちなみに、筆者の考える車両保険に入るべきケース、入らなくてもいいケースは以下の通りです。
車両保険に入るべきケース
例えば、買ったばかりの新車であれば、時価相当額はまだまだ車両購入金額とニアイコールですので、しっかりとつけておく必要があるでしょう。
新車なら多少の事故も、ちゃんと直して乗りたい、という気持ちの問題もありますよね。
また、手元に自由になるお金がない方は、車両保険に入っておくと良いと考えています。
事故をしなければ結果的に車両保険の保険料がムダになるかもしれませんが、いざというときにお金がなくて修理できない、という事態を避けることができます。
車両保険に入らなくてもいいケース
例えば、譲り受けたり中古車販売店で購入した中古車の場合、設定できる時価相当額も知れていますし、多少のキズなら自動車保険を使って翌年からの等級が下がる(=保険料が高くなる)くらいなら、直さずそのまま乗り続けるため、思い切って車両保険を付けないという判断もあります。
車両保険についてはこちらの記事でも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
ここまで対人賠償、対物賠償、人身傷害、車両保険と、自動車保険の基盤となる基本的な補償をご紹介しましたが、自動車保険はこれだけではありません。
もっと安心して車に乗ることができる様々な「特約」を保険会社各社が用意しています。
次は、代表的な特約をみていきましょう。
2.プラスアルファの特約を知る
基本的な補償ではカバーしきれないケースに活躍してくれるのが「特約」と呼ばれる追加の保険です。
この特約は保険会社各社で有無や補償内容が大きく異なりますが、特約の中でも代表的なものをいくつか紹介したいと思います。
代表的な4つの特約
- 搭乗者傷害特約
- 弁護士費用特約
- 対物超過修理特約
- 身の回り品補償特約
早速、1つずつ具体的に見ていきましょう。
特約を付けるか否かについての筆者の考えも併せてお伝えしていきます。
搭乗者傷害特約
搭乗者傷害特約とは
入通院日数や後遺障害の程度、ケガの部位や症状に応じて保険会社が定める金額が支払われる保険。
よく基本補償にある「人身傷害保険」と混同されることがありますが、搭乗者傷害保険は人身傷害保険に上乗せして治療費をもらえるもの(どちらも付けていた場合)、とイメージしていただければいいかと思います。
●筆者のおすすめ
例えば、貯金を切り崩さずにケガの治療をしたい場合や、同乗してケガをさせてしまった知人・友人に早急に治療費を支払いたい場合の有効と筆者は考えていますので、必須ではなく、あくまでも「ケガの補償をより手厚くしたい場合のオプション」となります。
弁護士費用特約
弁護士費用特約とは
人身被害事故や物損被害事故で、相手方に対して損害賠償請求を行うときなどに生じる弁護士費用等や、法律相談をするときの費用が支払われる保険。
ここ数年で多くの保険会社が採用し始めた特約がこの「弁護士費用特約」です。
契約者自身に過失のある事故の場合、保険会社の担当者が事故相手との示談を進めてくれることが多いですが、契約者に過失のない「もらい事故」の場合、契約者が自分自身で事故の相手(=加害者)と交渉を進める必要があります。
そうなると、
- 事故相手が損害賠償に応じない
- 事故相手の提示する賠償金額に納得がいかない
のように、自分がまったく悪くなくても、泣き寝入りしなければいけない事態も。
こういった場合に、法律の専門家として見解をもらったり、賠償請求の交渉(時には訴訟も)を弁護士に委任できる心強い特約です。
●筆者のおすすめ
弁護士に委任できる範囲や補償される弁護士費用の上限は保険会社によって異なりますが、千円程度の上乗せでかなり大きな安心を付与することができるため、筆者としてはぜひ付けることをおすすめしたい特約です。
対物超過修理特約
対物超過修理特約とは
年式の古い車など、修理額が時価額を超える場合に、「対物賠償保険で支払われる賠償金と修理額の差額の一部」が支払われる保険。
先ほど、相手の車を修理するための対物賠償保険を「無制限」に設定することをおすすめしましたが、この「無制限」というのが少し注意していただきたいポイント。
対物賠償保険の「無制限」とは、「いくらまででも補償します」という意味ではなく、「法律上の賠償責任額の上限まで保証します」という意味なのです。
法律上の賠償責任額というのが、車の時価になり車両保険の項目でもご紹介したように、車を購入してからの年月が長くなればなるほど時価が下がっていき、一般的には10年も経つと購入時の10%程度になると言われています。
そうすると、相手の車の修理額が時価を超えてしまうことがあり、修理額の一部を対物賠償保険では補償できない、という事態になるのです。
そこで活躍するのが、この「対物超過修理特約」です。
●筆者のおすすめ
なんだか、保険のカラクリで「対物賠償保険に入っているのに納得できない」という気持ちは筆者もよくわかりますが、どういった車と事故をするかわからない以上、付けておくのが安心と筆者は考えています。
身の回り品補償特約
所持品補償特約とは
事故によって車に積んでいた持ち物が壊れてしまった場合に、その修理や買いなおすための費用が支払われる保険。
保険会社によっては、自動車盗難にも適用される。
多くの保険会社が「身の回り品」と表現しているように、補償される物に制限があるのがこの特約のポイントです。
- 一般的に補償される物:ゴルフクラブやカメラ、釣り竿や自転車、スキー板、後付けカーナビなど
- 一般的に補償されない物:貴金属、宝石、美術品、眼鏡、パソコン、埋め込みカーナビなど
保険会社によって基準が異なりますし、補償上限も異なりので、必ず加入する前に対象を確認する必要があります。
●筆者のおすすめ
ゴルフやサイクリング、写真撮影などの趣味を持っていて、高価な道具をよく持ち運ぶ方はぜひ付けておきたい特約です。
反対に、買い物程度にしか使用しない車に付けてもその効果は発揮されないもの。
契約対象となる車の使い方に応じて、付ける・付けないを判断することをおすすめします。
さて、ここまで基本的な補償と代表的な特約を合計8つご紹介してきましたが、いかがでしょうか。
ここまでをしっかりご理解いただければ、必要な設定金額や有無の判断が自信をもってできるようになったのではないでしょうか。
次は、筆者のおすすめするいくつかの自動車保険プランをご紹介します。
3.契約者のタイプ別、おすすめ自動車保険プラン
それぞれの保険に対する基本的な考え方はこれまでご紹介したとおりですが、契約者のタイプ別に補償金額の設定や特約の有無が異なると筆者は考えています。
そこで、次は筆者の考えるいくつかのおすすめプランをご紹介したいと思います。
自分自身で考えるのはまだまだ不安、もしくは面倒という方は、ぜひ参考にしてください。
標準タイプ
「標準」という表現がなかなか曖昧ですが(笑)、一般的に一番多いパターンと思って見ていただければと思います。
実際に、筆者が自動車保険の相談を受けた際に、だいたいこのパターンをおすすめしています。
▼基本補償
- 対人賠償保険:無制限
- 対物賠償保険:無制限
- 人身傷害保険:3,000万円
- 車両保険:あり(ライト)
▼特約
- 搭乗者傷害特約:なし
- 弁護士費用特約:あり
- 対物超過修理特約:あり
- 身の回り品補償特約:なし
超節約タイプ
若い方に多いかと思いますが、とにかく自動車保険の保険料を可能な限り抑えたいという方におすすめのプランです。
保険料を抑えるとは言え、いざ事故になってしまった際に、相手への賠償金を保険からまかなえないと、大きな迷惑をかけることになりますので、節約と安心のバランスは必要です。
▼基本補償
- 対人賠償保険:無制限
- 対物賠償保険:無制限
- 人身傷害保険:なし
- 車両保険:なし
▼特約
- 搭乗者傷害特約:なし
- 弁護士費用特約:なし
- 対物超過修理特約:なし
- 身の回り品補償特約:なし
安心重視タイプ
超節約タイプとは反対に、ファミリーやご年配、高所得者に多いのが、とにかく後々困ることがないように補償はしっかりしておきたいという方。
そんな方におすすめのあらゆる不測の事態を想定したプランをご紹介します。
保険会社によっては、自動車から降りた後の特約などもあり、更に手厚くすることもできますが、まずは代表的な特約で。
▼基本補償
- 対人賠償保険:無制限
- 対物賠償保険:無制限
- 人身傷害保険:無制限
- 車両保険:あり(スタンダード)
▼特約
- 搭乗者傷害特約:あり
- 弁護士費用特約:あり
- 対物超過修理特約:あり
- 身の回り品補償特約:あり(使用用途と趣味次第)
補償内容や特約の種類、そしてタイプ別のおすすめプランをご紹介して、なんとなくご自身の入る自動車保険のイメージが固まって来たのではないでしょうか?
では、いよいよ保険加入の手続きに!…という方、ちょっと待ってください!
もう保険会社は決まっていますか?本当にその保険会社で納得ですか?
実は、ほとんど同じプランなのに、保険会社によっては、約10万円も違うことがあるのをご存知ですか?
ほとんど同じプランなのに、約10万円も違うんですよ!
「それって、単純に損してる」と筆者は考えています。
そこで、最後に、同じプランでお得な保険会社を見つける方法をご紹介したいと思います。
4.同じプランでもこんなに違う!お得な保険会社を見つける方法
先ほどもお伝えしたように、ほとんど同じプランなのに、保険会社によっては、約10万円も保険料に差が出ることがあるのです。
例えば、トヨタ アルファードで自動車保険の新規契約をした場合、損保ジャパン日本興亜とソニー損保では、実はその差額は98,000円!
保険会社 | 損保ジャパン日本興亜 | ソニー損保 |
---|---|---|
保険料(一括) | 213,940円 | 115,940円 |
差額 | – | -98,000円 |
主な条件・内容 | トヨタ アルファード AGH30W 35歳以上 本人・配偶者限定 対人賠償:無制限 対物賠償:無制限 人身傷害:5,000万円 車両保険:一般 弁護士特約:あり 対物超過修理特約:あり | トヨタ アルファード AGH30W 5000km以下 30歳以上 本人・配偶者限定 対人賠償:無制限 対物賠償:無制限 人身傷害:5,000万円 車両保険:一般 弁護士特約:あり 対物超過修理特約:あり |
※2021年4月時点の見積もりです。条件、時期によって金額は異なりますので、ご了承ください。
単純に項目の有無に表れない違い(例えば、付帯している補償の手厚さや範囲)は多少あるものの、基本的な補償内容や特約は同じにして、この金額差!
正直驚きますよね。
これはあくまでの一例ですので、車種や補償内容、条件によっては、その差はもっともっと広がることに!
では、そんなお得な保険会社を探すにはどうしたらいいのでしょうか。
そんなときに筆者がおすすめしているのが「自動車保険一括見積サービス」です。
自動車保険一括見積サービスって何?
自動車保険一括見積サービスとは
自動車保険一括見積サービスとは車種情報や契約条件を一度入力するだけで複数の自動車保険をまとめて見積もりすることができるサービス。
これによって、同じ条件でも保険料の安い自動車保険を手間なく選ぶことができる。
これの良いところはなんと言っても、自動車保険一括見積サイトで、見積もり条件を一度入力するだけで、同じ条件の見積もりを何社もの保険会社から一斉にもらえること!
自動車保険一括見積サイトで見積もり依頼をすると、メールや郵送で見積もり結果が送られてきます。
あとは、揃った見積もり結果から、一番お得な自動車保険を選ぶだけ。
何度も見積もり依頼をして、いつの間にか見積もり条件を間違えてしまう心配もありません。
ただ、そんなおいしいサービスってきっと裏があるのでは?と思う方もいらっしゃいますよね。
実は筆者もそう考えたひとり。そこで、筆者が実際に自動車保険一括見積サービスを使ってみました。
そのレビュー記事をぜひ、参考にしていただけると嬉しいのですが、結論から言って、特にデメリットがなかった、というのが筆者の感想です。
手間も特にないし、売り込みの電話がかかってくるわけでもない、粗悪な保険会社しかないわけでもなく、大手がやっているので個人情報についても安心。
正直、いろいろと疑っていましたが、今のところ、使わない手はないとさえ、思っています。
【2021年最新】自動車保険一括見積もりサイトのオススメ
ここまでお読みいただいて、「自動車保険一括見積サービスって結構いいかも」と思っていただけた方が次に気になるのは、じゃあ具体的にどこで一括見積もり取ればいいの?」ではないでしょうか?
正直、自動車保険一括見積サービスは「ただの窓口」に過ぎませんので、どのサービスで見積もりを取ってもあまり損得はありません。
自動車保険一括見積サービスには大小さまざまなサイトが存在していますので、あまりに新しかったり、運営会社がハッキリしないところは避け、
- 運営会社が大きい
- 長期に渡ってサービスが継続している
- 多くの保険会社が加盟している
のポイントを満たすサイトを選ぶべきだと考えています。
そういう視点で筆者が選んだ自動車保険一括見積サイトをオススメ順でにしてみました。
実際に自動車保険一括見積もりを申し込みました!
下記のように各保険会社よりハガキで見積りが届きます。
第1位:1998年から運営と一番の歴史をほこる「保険スクエアbang!」
- 最大19社から見積もりが取れる
- 元東証マザーズに上場の株式会社ウェブクルーが運営(2017年現在は上場を廃止)
- 1998年から自動車保険一括見積サービスを開始した、運営歴19年の老舗
※保険会社からの営業電話は一切ありません。
第2位:参加保険会社数がNo.1「保険の窓口インズウェブ」
- 最大20社から見積もりが取れる
- 利用者累計900万人
- 2000年に自動車保険一括見積サービスを開始した、17年の実績
- gooランキング調べでは利用者数、使いやすいさ、わかりやすさ、安心度No.1(2016年4月調査)
- SBIホールディングス(東証一部)が運営
※保険会社からの営業電話は一切ありません。
第3位:家電などが当たるキャンペーンを実施「価格.com 自動車保険」
- 最大18社から見積もりが取れる
- 国内No.1の比較サイト価格.comが運営(※Nielsen Online 2016年4月調査)
- 東証一部上場
- 抽選で3ヶ月に一度20名に家電が当たるキャンペーンを実施
※保険会社からの営業電話は一切ありません。
一目で分かる!自動車保険一括見積もりの比較表
また、各サイトに加盟する保険会社とサイトの基本情報を整理してみました。
確認項目 | インズウェブ | 保険スクエアBang! | 価格.com | |
---|---|---|---|---|
上場 | 上場(SBIホールディングス) | 非上場(ウェブクルー) | 上場 | |
サービス開始 | 2000年 | 1998年 | 不明 | |
利用料 | 無料 | 無料 | 無料 | |
一括見積入力時間 | 5分 | 5分 | 5分 | |
保険会社 | オリコン満足度ランキング | 最大20社 | 最大19社 | 最大18社 |
イーデザイン損保 | 1位 | 〇 | 〇 | 〇 |
セゾン自動車火災 | 2位 | 〇 | 〇 | 〇 |
ソニー損保 | 3位 | 〇 | 〇 | 〇 |
チューリッヒ | 4位 | 〇 | 〇 | 〇 |
アクサダイレクト | 5位 | 〇 | 〇 | 〇 |
AIU保険 | 6位 | 〇 | 〇 | 〇 |
三井ダイレクト損保 | 7位 | 〇 | 〇 | 〇 |
富士火災海上 | 8位 | 〇 | 〇 | 〇 |
SBI損保 | 9位 | 〇 | 〇 | 〇 |
日新火災海上 | 10位 | 〇 | 〇 | |
東京海上日動火災 | 11位 | 〇 | 〇 | 〇 |
損保ジャパン日本興亜 | 12位 | 〇 | 〇 | 〇 |
朝日火災海上 | 13位 | 〇 | 〇 | 〇 |
三井住友海上火災 | 14位 | 〇 | 〇 | 〇 |
そんぽ24 | 15位 | 〇 | 〇 | 〇 |
共栄火災海上 | 16位 | 〇 | 〇 | |
あいおいニッセイ同和 | 17位 | 〇 | 〇 | 〇 |
チャブ保険 | 〇 | 〇 | ||
セコム損保 | 〇 | 〇 | ||
ゼネラリ | 〇 | 〇 | ||
全労済 | 〇 | 〇 |
※2021年4月時点の情報です。
※入力時間は筆者が実際に試した実績ですので、目安として参考ください。
この表を見ても、上位3サイト(保険の窓口インズウェブ、保険スクエアbang!、価格.com)は、ほとんどの評価上位の保険会社が加盟していることがおわかりいただけるかと思います。
正直なところ、1~2社ぐらいしか差がなく、上位保険会社はこの3サイトであれば参加しているので、どこを申し込んでも同じです。
そうなると逆に迷ってしまうかもしれませんが、一番歴史があり安心実績の「保険スクエアbang!」を筆者はオススメします。
※保険会社からの営業電話は一切ありません。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。
自動車保険の基本補償や特約をしっかり理解して、自分にピッタリの保険プランを選べるようになったのではないでしょうか?
自動車保険にこれから入ろうとしている方、自動車保険の更新時期が近付いている方は、ぜひ「納得」と「安心」と「お得」をぜんぶ叶えられる自動車保険を見つけてください。
【裏技】愛車を10円以上高く売る方法
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答えがYESな人は30秒時間をください。
10万円以上得するかもしれません!
ディーラーよりも高く売る方法・・・それは「楽天カーサービス」を使うことです。
楽天カーサービスを使うと、最大10社の査定額を比較できます。
各社が買取額を競ってくれるため高く売れるわけです。
もちろん、希望の売却額に届かなければ売らなくてもOK!
さらに、楽天カーサービスは申し込むだけで楽天ポイントがもらえます。申し込み直後に愛車の相場が分かるのも大変便利!